長野県安曇野市の市街地に何気なくある湧水公園に行ってきました。
この安曇野市は北アルプスの湧水を使ったわさび農業やニジマス養殖で有名で、特に「大王わさび農園」は安曇野の一大観光スポットです。その農園のそばにあるのが今回紹介する「安曇野わさび田湧水群公園」です。
ここは環境省の「景観が素晴らしい名水部門」で一位に輝いたスポットで、以下のように紹介されています。
「安曇野わさび田湧水群」は、北アルプスからの雪解け水が伏流水となって湧き出し日量70万トンもの湧水量を誇る。真夏でも水温が15度を超えることがない清らかで豊富な水は生産量日本一を誇るわさび栽培やニジマス養殖を育むなど循環利用されている。
https://www.env.go.jp/water/meisui/H27senkyo/view/view_1.html
訪れたのは4月の半ばでしたが、湧水の水温は少し痛いぐらいの冷たさでした。一年を通して水温が一定となっているため真夏に足でもつければ気持ちいいこと間違いないと思います。
駐車場
無料駐車場がありますが3台ほどしか停めれないです。付近にコインパーキングも無いので空いてることを祈りながら向かってください。
憩いの池
公園の大部分を占めているのが「憩いの池」と呼ばれる湧水が源となっている小さい池です。広さは駐車場から15分〜20分程度で一周できるほどです。
駐車場から見た公園の様子。平日の金曜日に訪れたので人はほとんどいませんでした。
公園を独り占めです笑
花見の時期としては少し遅かったようで、満開を過ぎて葉桜になってました。それでも勢いよく流れる清流と桜の木の組み合わせを見るだけで気持ちが落ち着きます。
憩いの池の中心にある休憩所です。奥に民家が見えますが、こんな公園が側にあるなんてなんて羨ましい。。。
自分なら早朝にコーヒーと本を持ってゆっくりする、絶対に!
湧水口
県民グラウンド側に憩いの池の源となる湧水口があります。
水底からぼこぼこと勢いよく澄んだ水が湧き出てることに感心しました。
この北アルプスからの恩恵を安曇野はニジマス養殖やわさび栽培に活用してる理由がわかります。
安曇野をじっくりと散策したのは初めてでしたが、これほど水が豊かな街だとは思いませんでした。この後大王わさび農園にも行ったのですが、湧水をここまで産業に利用できるのかと驚きました。
まだまだ見どころのある街じゃないかと期待してるので、また訪れたいと思います。それではまた!
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