長野県大町市にある珍しい雰囲気を持つ「清音の滝」の紹介です。
あまり聞き慣れない大町市ですが、安曇野市と白馬村の間に位置し黒部ダムの玄関口の一つ扇沢駅があったりします。(黒部ダムカレー美味しいですよね笑)
市街地の里山を車で数分ほど上がった場所にある滝だったので、リサーチ時点ではあまり期待はしていませんでした。しかし訪れてみると流れ落ちる水量は申し分なく、巨大な岩の上に一本だけ生えてる木が少し神秘的な雰囲気を纏っていたのいい意味で裏切られました!
滝壺の間近まで歩いて行けますが小川を越えないといけません。大人の男性で走って飛んでようやく越えられる川幅なので、サンダルなどを持っていくことをお勧めします。(私は靴を脱いで裸足で渡りました)
車を停めた場所
GoogleMapでピンを置いてあたりに車両退避ゾーンがあるので、そこに車を停めさせてもらいました。
滝へのアクセス
ピンの場所にある速度標識がついた電柱が滝への入り口となります。そこから斜面を降りてください。ガードレールは隙間があるので跨がなくて大丈夫です。
斜面には人が登り降りできるような簡易的な階段が用意されていますが、あまり整備されていないのか落ち葉で埋もれてました。足元が不安に自信が無い人は杖やトレッキングコースポールがあるといいと思います。
斜面を降りた先にはちょっとした小川が待ち構えてます。これが少々厄介で濡れずに渡れる箇所がなく、運動に自信が無い人だと靴を脱いで渡るしかありません。あらかじめサンダルやタオルを持っていくことを強くおすすめします。
静音の滝(きよとのたき)
大きな岩の両側から水が流れ落ちていて、向かって右が「静音の滝」です。写真のように滝の前にちょっとした広場があるので落ち着いて滝を眺めることができます。
すぐ隣に道路がある滝ですが、落差・水量ともに申し分ありません。ちゅうど中心にある岩に大きな木が生えているのも壮観で、轟音を響かせて落ちる滝と相まって都会では味わえない空間になっています。
「仁科二十一番滝ノ入観音」は仁科三十三番札所という巡礼地の一つらしいです(ごめんなさい、wikipediaからの情報でそれ以上のことはわかりませんでした。。。)
写真は滝が流れている大きな岩を駐車した場所から撮ったのものです。
木が岩に向かって根を伸ばしてまで成長しようとする姿に感心するのではなく、不気味さを感じました。。。
家に帰って改めて思い返すと群馬県の「観音山不動滝」に似た雰囲気を持っている清音の滝。さらにインターネットで情報を漁ってみると、どうも冬は氷瀑になるとのこと。冬場にここまで来るのはハードルが高いですが機会があれば来てみたいと思います。
それではまた!
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