1月の寒空の下、山梨県都留市の夏狩地区にある太郎・次郎の滝に行ってきました。住宅街の裏手という珍しい立地にもかかわらず潜流瀑という珍しい滝で、全体のサイズ感と水量は十分すぎるほどでした。
無料駐車場はありますがアクセスにはすこし難があり、正しい進み方がわからず右往左往しました。。。駐車場から滝へは住宅街の中を歩くので、ルートが少しわかりづらかったです。ただそんな欠点があっても、滝好きな人に自信を持っておすすめできる滝でした。
太郎・次郎の滝は山梨県の都留市にあります。大月と富士吉田の間ぐらいにある街程度の認識でしたが、この旅を通して都留市に魅力に気づくことができたので、また訪れたいと思います。
赤線が都留市駐車場までのアクセス
10台ほど停めれる無料駐車場が用意されています。ただ駐車場にも滝にもトイレは無いので注意。
駐車場へのアクセスに工夫が必要です。そのあたりの事情を都留市も理解しているのか、公式ページにも丁寧なアクセス方法を記載しています。そちらを参考にしてもらえれば基本的には問題ありません。
公式ホームページを見た上で、一つだけ注意しなければならないことがあります。『太郎・次郎滝駐車場』への道は狭いため、下のGoogleMap のように必ず青線の道で進入するようにしてください。赤線の道だと道路が狭すぎて駐車場に入れません。
GoogleMapからのスクリーンショット滝までの道のり
滝には駐車場の案内通りに進めばいいのですが、この地図ではざっくりしすぎて少しわかりにくいですね。
なのでまた都留市にお世話になりましょう笑
『道の駅つる』の公式ページにて駐車場から滝までの丁寧な道順が掲載されていますので、そちらを参考して進めば問題ありません。
太郎・次郎の滝
右が太郎滝、左が次郎滝になります昔、夏狩のある家に太郎、次郎という兄弟の賊が入り村の人たちに見つかって追い詰めれられ、二人とも北の崖から飛び降りて死んだ。太郎の飛び降りたところの滝を太郎滝、次郎が飛び降りたところの滝を次郎滝という。
現地の案内看板より
住宅街の真裏だというのに10mほどの落差があることに驚きました。富士山の湧水が伏流水として流れてるとのことなので、雪溶けの時期であればより迫力のある姿が見れると思います。都留市の案内ページやGoogleMapの写真を見ると、春先から夏がベストシーズンかと思います。(紹介してなんですが冬場はおすすめしません笑)
崖の上に湧水が出て、それが滝となって落ちてくるのは珍しいですね。(こうなると上がどうなっているのかすごい気になります)
2つの滝の他にもチョロチョロと伏流水が湧き出てる箇所があります。
湧き出る伏流水は富士山からの流れ出てきたもの。ここ夏狩地区には似たような湧水地が10箇所以上あり、水温は12℃前後で保たれているとのこと。
この湧水は『十日市場・夏狩湧水群』という名称で環境省が選定した「平成の名水百選」に選ばれています。
(ここ以外にも湧水を楽しめる場所があることを把握していなかったです。。。次回の宿題です。)
周辺情報
都留市市役所近くの「荻窪」といううどん屋でお昼を済ませました。富士吉田のうどんを提供してくれてます。
麺は太め、量多め、値段抑えめでたくさんの人がひっきりなしに訪れてました。コスパを求める人にはおすすめです!
当初の予定では近くのわさび農園にも足を伸ばすつもりでしたが、天気が悪かったので残念ながら取り止めました。『十日市場・夏狩湧水群』の中にお寺や湧水を汲める場所があるので次回訪れたいと思います。
それではまた!
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