岐阜駅から車で1時間で3段の合計落差が80mの滝に出会えるということに驚愕を覚えました。最近は外国人に岐阜県が人気と聞きましたが五宝滝を見るに納得しかないと感じました。
一の滝から三の滝までと二天の滝と円明の滝の5つを取って五宝というらしいが、駐車場から全てを見るのにおおよそ1時間ぐらいがかかります。
駐車場に関しては停めれる台数は少ないです。
駐車場までのアクセス
Google Map で「第一駐車場」に向かってください。写真からは20台近く停車できるのですが、夏場なんかはすぐに満車になるとのことです。(その際はここより500mほど手前の「第二駐車場」に停めることが可能です、おすすめはしないですが。。。)
第一駐車場には水洗トイレもあります。滝へ旅路は長いのですので、ここで事前に済ませておくことのが吉です。
滝までの道のり
まず向かうのは三の滝です。滝までは少し軽い登りがありますが、二の滝、一の滝への登りと比べると序ノ口です…。アスファルトで舗装された道と石畳の道を進んだ先に三の滝があります。
小川沿いを10分ほど歩きます。ちょろちょろと水の流れがあるため水が澱んでませんでした。小川にありがちな枯れ木・枯葉による吹きだまりもなく見ていて気持ちよかったです。
赤い橋が見えてきたら、渡らずに真っ直ぐ(写真の矢印方向)進んでください。そうすれば三の滝は目の前です。(ちなみに赤い橋を渡った先は二天の滝に続いています)
三の滝
まずは三の滝です。滝とその上にかかる太鼓橋との組み合わせが絶妙で、岐阜県はこのレベルの滝が手軽に楽しめるのかと思い驚愕しました。
石段を進んだ先に物見台がありました。ここから三の滝、二の滝、一の滝を一望できます。
二の滝
物見台を後にしてさらに石段を登っていきます。さきほど三の滝から見えていた太鼓橋に辿りつけば二の滝は目の前となります。
ちなみにその太鼓橋から三の滝や物見台を写したのが左の写真です。
私が訪れた時は釣りをしていた人がいましたが、何か釣れるかもしれません。
一の滝
二の滝から一の滝に向かう登りは急となり、足場も悪くなります。一の滝まで行ってしまうと行くも戻るも大変なので、体力に自身の無い人は二の滝で引き返すことを強くおすすめします。
登った先に待つのは三の滝から続く80mの三段の滝の最上段の滝、一の滝です。(何の宗教かわかりませんが祈祷のようなことをしている人がいました。滝信仰ですかね。。。?)
円明の滝
はじめに断っておきますね。一の滝から円明の滝に行くにはこれまで以上の勾配を上っていくことになりますので、体力や足腰に自信の無い人はここで引き返しましょう。
一の滝が見下ろせる高さは上がるのですが、階段の勾配があまりにも急で足腰に響きます。
また左の写真のようなきちんとした階段が無い箇所は石段か地面が剥き出しになっているので足元が非常に不安定です。
ある程度登ったら今度は円明の滝まで下りとなります。最低限人が通れるような整備された道となっていて、下りとあいまって足元が不安になります。
手すりも無いので、踏み外して斜面に落ちたら一巻の終わりだなと思いました。
無事に下った先に円明の滝はあります。
二天の滝
円明の滝から二天の滝まで勾配は減りますがまだまだ下りは続きます。。。
手すり付きの階段があるとはいえ、断崖の沿いを歩くので少し肝が冷えました。
この階段の先は割と平坦で、てくてくと歩けば二天の滝に到着です。
二天の滝から三の滝で分岐した橋までは左の写真のように平坦な一本道となっていますのでご安心ください。
結局、三の滝 → 二の滝 → 一の滝 → 円明の滝 → 二天の滝の順で約1時間かかりました。これが体力に自信の無い人だとさらに増えます。
さらに時間は関係なく最後の登りは難易度が高すぎると思うので、二の滝、もしくは一の滝で引き返して橋の分岐点から二天の滝、円明の滝に向かったほうがいいかと思います。
しかし、このレベルの滝が市街地近郊にポンと置いてあり、付近に目立った観光施設が無いその無造作感に岐阜県の滝レベルの高さを思い知らされました。
そのうち長期間の岐阜遠征でもしようかな笑
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