茅野を巡る旅の終わりは横谷峡谷・渋川の最奥にあるおしどり隠しの滝に行ってきました。インスタグラムなんかで有名な「御射鹿池」を車で少しすすんだ先にあります。御射鹿池はそれなり観光客がいましたが、こっちは全く人がいませんでした。。。残念
訪れた時期は11月下旬ということで紅葉はもう終わりに差し掛かっていたため木々は枯れ果ててました。新緑や紅葉と一緒に見る滝が一番素敵なのは間違いありませんが、ぽつぽつと梢から葉が落ちた木々の中にある滝は、躍動感がいっそう際立つのでそれはそれで良さがありました。
駐車場までのアクセス

「御射鹿池 普通車駐車場」に車を停めて、滝まで歩くことなります。20台ほどのスペースがあり、舗装もされているので滝の駐車場としてはいいほうかと。また駐車場のそばに大型車専用駐車場があり、そこにトイレも併設されています。
このあたりは奥蓼科温泉郷といって温泉宿がいくつかあるらしい。この時は「横谷温泉旅館」に泊まったので残念ながら利用することはなかったです。(昔に八ヶ岳登山をした時に「渋御殿湯」を利用したなあ。)

滝までの道のり
駐車場から湯みち街道(長野県道191号線)を少し上がると明治温泉への分岐が見えてきます。ここから舗装された道を10分ほど歩くとおしどり隠しの滝に着きます。分岐は無くアップダウンも激しくないので、体力のない人でも問題なく辿り着けるかと思います。




明治温泉さんが見えてきたら滝はもうすぐです。車が停めれそうなスペースやトイレがありますが明治温泉さんの敷地内だったので宿泊客専用のものと思います。

建物の左側に降りていき、そこから階段を降りたらおしどり隠しの滝はもう目の前です。




ちなみですが旅館で飼われていると思われるこちらのワンちゃん。吠える訳でも逃げる訳でもなくすんごい気怠そうに接してくれました笑
「なんだよお前、仕方ねえな」みたい感じが可愛くて印象深かったです。(名前を知れなかったのがちょっと残念。。。)
おしどり隠しの滝


おしどり隠しの滝は横谷渓谷・渋川の最も上流に位置する滝で、数段にわたる渓流瀑です。訪れた時は紅葉も終わっていて景色の色も寂しくなっていましたが、その分滝が際立って映ったのでこれはこれでアリでした。ただ新緑や紅葉の季節は滝とのコントラストが描く風景はもっと素敵だと思うので、また訪れたいと思います。
明治温泉がおしどり隠しの滝のすぐ真横にあることに少し驚きました。自分の泊まっている部屋から滝を一望できるとか。。。(露天風呂から滝が見えたら絶対泊まるんだけどなあ)

滝にはチャツボミゴケが群生しています。緑色のそれが滝の白と木々の茶と相まって不思議な風景を演出しています。まあこれがいるということは魚なんかは住めない水質なんでしょうね。。。(草津で学びましたよ)


チャツボミゴケについてはこちらも! 温泉大滝 in チャツボミゴケ公園(群馬県吾妻郡中之条町)
おしどり隠しの滝は駐車場から気軽に来れるので、次は新緑か紅葉の季節に来たいと思います。
ではまた!
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