2024年の7月、暑さが列島を猛威に振い身体が音を上げていたので涼を得るため、静岡県の三島市に行った来ました。向かった場所は富士山からの伏流水を源泉とした水が豊富に湧き出ている「丸池公園」と隣接している「堺川・清住緑地」です。
ショッピングモールや工場も近くにある公園なので、公共交通機関を含めアクセスは良く、無料駐車場とトイレもちゃんと用意されています。
境川・清住緑地は水が勢いよく湧き出ていて、澄み切った水により水底までくっきりと見えるほど。ま湧水の流れに沿って遊歩道が整備されているので、ちょっとした散策にぴったり。林もあって日陰に入ると、ひんやりと冷気が漂ってちょっとだけ真夏の暑さを忘れさせてくれます。

駐車場
駐車場は二つあり、どちらの丸池公園に隣接しています。一つは砂利の駐車場でスペースは十分ですが、県道144号線から入る道が少しわかりづらかった。下調べが足りずにこっちを使いましたが、もう一つの舗装されている駐車場を使うことをオススメします。こっちはトイレも併設されているので使い勝手もいいです。



丸池公園
平成31年にできたばかりの丸池公園。富士山からの溶岩の隙間から湧き出た伏流水のため池で、どうも戦国時代に作られた人口の池だそうです。
丸池は湧水を田んぼで利用するために作られた1周約380mのため池です。柿田川・堺川・狩野川に囲まれた7つの地区(玉川・久米田・戸田・畑中・堂庭・的場・湯川)は大変な苦労の末に、丸池と用水路を作り、湧水を米作りなどに利用してきました。
丸池公園の現地看板より
遊歩道が池の中心を通っているので池を回らず最短距離で対岸に行くことができます。四阿がありますがこの日も暑かったので正直ゆっくりする気分ではなかったです。。。(真夏ではあまり楽しめないかも)




駐車場そばの親水池
舗装された駐車場のそばにちょっとした池がありました。深さは15cmぐらいで水温はひんやりとしていて猛暑の7月で火照った身体には気持ちがよかったです。この日は朝早い時間に訪れたのでほとんど人はいなかったのですが、昼前ぐらいになる小さな子供が水遊びにくると思います。


境川・清住緑地
丸池公園は清水町が所在地になっていますが、隣接している清住緑地は三島市です。そして町の間を「境川」という境界にあるにおあつらえ向きの川が流れています。
緑地の設備が真新しいので調べてみたところ、どうやら令和2年にリニューアルされていました。以前は清住緑地と丸池の間に養殖場の跡地があり、それを三島市と清水町が共同で買取り再開発を進めて今の形になりました。
緑地のおすすめポイントはこの展望デッキから見える湧水と境川です。水が吹き出てる先にある崖沿いに「境川」が流れていますが川は青々と澄み切っていて水底がはっきりを見えます。


透き通る青さが目と心に沁みる。。。さながら「境ブルー」とでも呼んでいいかもしれない笑


この「境川」の源流は三島市幸原のあたりからとあるがGoogleMapだと水系は確認できない。国土地理院の地図を見てもわからずじまい。もう少しインターネットで調べてみると大場川にかかる青木橋付近からはじまっているらしい。。。
それが鉄道の下を通って清住緑地からを通って最終的に狩野川に合流する。このあたりはまた来ると思うので自分の理解のために絵に起こしてみました。

こうしてみると三島市周辺は水系が豊かで、楽寿園周辺で湧き出る富士山の湧水が源流となっている川がいくつもある。特に「源兵衛川」は有名な観光スポットになっているので次回はそちらを見て歩きたいと思う。




市街地にこれだけの豊富な湧水があることに驚きを隠せずにいられないzun。ここ以外にも三島市周辺は多くの湧水の観光スポットが多く点在していて、水の都として宣伝?しているのがわかります。
本格的な夏の暑い日は少しを足を伸ばして三島に来るのはありかもしれません。また今年も行きたいと思います。それではまた。
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