草津から榛名神社・高崎方面に向かう群馬県道54号線沿いにある2つの滝の紹介です。
吾妻川の支流・熊川にかかるこの2つの滝は北軽井沢エリアで手軽に見ることができ、『浅間大滝』は直瀑、『魚止めの滝』は渓流瀑とそれぞれ異なるキャラクターを持つ滝です。どちらの滝の間近まで進むことができるのはグッドです。
毎度のことですがこのエリアの地理感も全く無いまま現地を訪れることに。北軽井沢は初めて来ましたが、浅間山の麓ということで牧場や畑が多く、眼前に広大な平地が広がっていてそれが浅間山に向かって伸びていく景色は新鮮で、気持ちが良いものでした。
駐車場までのアクセス
県道54号から浅間大滝キャンプ場まで進む道を右に曲がれば開けた場所が見えてきます。そこが滝の駐車場です。舗装もゲートもトイレも何の無い場所ですね。
また駐車場から滝が近いので案内看板らしき物は設置されていなかったです。
浅間大滝
浅間大滝までは平坦な砂利道を5分ほど進むことになります。この日は天気も恵まれていて、瑞々しい5月の新緑と相まって気持ちのよい森林浴ができました。個人的なことですが、こういう地元の人にとっては何気ない景色を見る度に旅をしてよかったなと思います。
道中、5尊のお地蔵様が鎮座していました。どういった目的で置かれてるのかわかなかったですが、北軽井沢観光協会の方々が定期的に草刈りといっしょにお掃除されているそうです。
お地蔵様からさらに歩みを進めると滝の落ちる音が聞こえてきます。
単管パイプで組み上げられた通路が見えると一緒に浅間大滝も見えるはずです。
単管パイプの足場は揺れることもなく安定していましたが、歩くたびにガチャガチャと音が出ました。陽気な気候に当てられ、足場が川の上にかかっていたので「外れたら川に真っ逆様だなー、死にはしないけど」などと脳天気なことを考えていました笑
足場から見える熊川の流れも気持ちの良いものでした。
浅間大滝
北軽井沢で最大の滝です。幅は2mほど、落差は10mほどの直瀑。浅間大滝は滝のそばまで近づくことできます。ただ近づきすぎると水飛沫がかかるので注意してください。
これは5月に撮った写真で、豊富な水が勢いよく弧を描いて流れ落ちていました。調べてみると以前は滝の前には橋が架かっていて対岸にも渡れたそうですが、台風の影響で崩落したのか現在はありませんでした。鷹繋山(たかつなぎやま:標高1431m)への登山ルートも橋経由だったがこれも使用不可に。
魚止めの滝
浅間大滝から魚止めの滝に行くには一度駐車場に戻る必要がある魚止めの滝までは道なりに進めば辿り着きます。歩道は綺麗に整備されているので歩きやすいです。そのまま緩やかな坂道を下ると2〜3分ほどで魚止めの滝が見えてきます
3段か4段ぐらいでしょうか。綺麗な渓流瀑で水の流れが美しく時間を忘れてずっと見てることができあます。水深が浅かったので滝の中心まで進むことができ、いい感じの写真をカメラに収めることができました!
(素足でも入ってみようかと思いましたが、5月の水温は肌に刺さるかのように冷たくて無理でした。。。)
浅間大滝、魚止めの滝どちらも手軽にアクセスでき、見応えのある良い滝でした。(個人的は魚止めの滝のほうが好き)北軽井沢エリアはこの二つの滝を抑えておけば十分だと思います。
次はメジャーな南軽井沢を攻めてみようと思います。(白糸の滝や竜返しの滝なんかかな)それではまた!
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